狂宴の果て電子ブックのダウンロード

狂宴の果て

によって 江上 剛

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内容(「BOOK」データベースより) 兵庫の山間の村で、タク、ケン、マサは、幼馴染みとして育った。昭和47年、タクとケンは上京して早稲田大学に進学し、国際反戦デーのデモに参加、家出していたマサと銀座で再会した。マサは、クラブを経営する田谷のもとで働いていた。田谷は、タクとケンに起業を勧め、出資を申し出る。学生仲間を誘って学習塾経営を決めたタクたちを、田谷のクラブで働く美奈が手伝う。タクと美奈は次第に惹かれあうが、会計担当として出資金を管理していたケンは、その金に手をつけてしまう…。昭和63年、バブルは絶頂期を迎えていた。業界誌の記者として働くタクは、地上げで名を馳せる不動産会社社長としてマサの名を見出す。そのメインバンクの担当者は、なんとケンだった。3人は2度目の再会を果たすが…。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 江上/剛 1954年、兵庫県生まれ。77年、早稲田大学政治経済学部卒業。旧第一勧業(現みずほ)銀行に入行し、梅田支店を皮切りに、本部企画・人事関係部門を経て、高田馬場・築地各支店長を務め、2003年に退行。1997年に発覚した第一勧銀の総会屋利益供与事件に際しては、広報部次長として混乱の収拾とコンプライアンス体制の確立に尽力、映画化もされた高杉良の小説『呪縛 金融腐蝕列島2』のモデルとなる。銀行在職中の2002年、『非情銀行』でデビュー、以後、金融界・ビジネス界を舞台にした小説を次々に発表し、テレビ等、メディアへの出演も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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本書は前半の第一部「原罪」と後半の第二部「贖罪」とで構成され、昭和40年の兵庫県中部の山間、丹波の小畑村の夏から始まる。小学校6年生のタク、マサ、ケン、ノブの悪童4人組。スタートはまるで映画「Stand By Me」を見ている感じだ。昔懐かしい光景から話は引き込まれる。そして仲間は中学から高校、その後は進路が分かれ家出や大学進学。ケンは東大を失敗し、タクと共に早稲田の貧乏学生となった。ここは信介の馬鹿な生活の「青春の門」を思い出させる。学生運動、バイト、女と、それにタク、マサ、ノブは常にどこかで何かに絡み合っていく。ここまでは読み応えがあり面白い。江上氏も新境地を開いたと感激した。ところがそこから第二部に、平成三年秋になった。ここからある大きな金融事件に絡んでくるが、どうも馴染まない。興味半減、斜め読みになってしまった。

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